お茶のおいしい入れ方

お茶は入れ方次第で驚くほどまろやかで上品な味になります。
熱いお湯で急いで入れると、渋味の成分が一度に出て渋いお茶になってしまいます。
逆に低い温度でゆっくり入れるとテアニンという天然アミノ酸(玉露や高級煎茶に多く含まれている)と、程よい渋味が出ます。これが日本茶の旨味の成分です。

おいしく入れるポイントは、茶葉の量、おいしい水(5分ほどヤカンの蓋を取って沸騰させたもの)、湯の温度、程よい大きさの急須、茶葉を入れた急須に湯を差してから茶碗に注ぐまでの時間、そしてもう一つは、深い愛情を持つことです。

玉露


step

お茶の葉を急須に入れます。
大さじで軽く2杯(10gで3人分)。

 


step
50℃のお湯60ccを急須に入れます。

step
2分半くらい待ちます。

step
濃さが均一になるように回しつぎし、
お茶は最後の一滴まで出しきります。

煎茶


step

お茶の葉を急須に入れます。大さじで軽く2杯。
(8~10gで3人分)。

 


step
お湯を少し冷ましてから、80℃又はポットのお湯180ccを急須に入れます。

step
45秒くらい待ちます。

step
濃さが均一になるように回しつぎし、
お茶は最後の一滴まで出しきります。

抹茶


step

お茶尺に、1杯半約2g入れます。

 


step
お湯を少し冷ましてから、80℃又はポットのお湯は抹茶茶碗の三分目ほど入れます。

step
茶筅で抹茶とお湯をまんべんなく「m」の字を書くように立てます。